日本検査血液学会標準化委員会The Japanese Society for Laboratory Hematology Committee for Standardization (JSLH-CS)

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細胞分化連続画像

CONTINUOUS CELL DIFFERENTIATION IMAGE

骨髄顆粒球系・赤芽球系細胞について分化過程の連続画像を作成し、種々の討議や骨髄幼若顆粒球・赤芽球の分類基準の改訂を行いました。

ここに示します細胞分化連続画像は標準化委員(日本検査血液学会、日臨技合同)全員のコンセンサスが得られているものです。

顆粒球系細胞の分化連続画像は細胞番号1—1から骨髄芽球(type I blast)、2—1から骨髄芽球(type II blast)、2—4から前骨髄球、3—5から骨髄球、4—6から後骨髄球、5—8から桿状核球、6—8から分葉核球、また、赤芽球系細胞の分化連続画像は1—1から前赤芽球、2—5から好塩基性赤芽球、3—6から多染性赤芽球、6—5から正染性赤芽球に分類することに決定しています。

細胞分化連続画像を利用される方へ

自学自習や教育などにご利用いただくことを想定して、ポスターのPDFファイルは自由にダウンロードできるようになっています。
ポスターの著作権は日本検査血液学会と日本臨床衛生検査技師会に帰属しますので、他のホームページ等への無断転載やPDFファイルの無断加工を禁じます。

顆粒球系細胞の分化連続画像

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赤芽球系細胞の分化連続画像

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細胞分化画像(並べ替え後):顆粒球系 / 赤芽球系

CELL DIFFERENTIATION IMAGES (SORTED): 
GRANULOCYTIC LINEAGE / ERYTHROID LINEAGE

骨髄顆粒球系・赤芽球系細胞のアトランダム画像(各228画像)を作成し、標準化委員(12名)および標準化委員より推薦された協力委員(33名)に配布し細胞分類を実施しました。

協力委員においては最初にアトランダム画像と骨髄幼若顆粒球・赤芽球の分類基準の改訂表を配布し細胞分類を実施(是正前)、 その後、細胞名の記載された細胞分化連続画像を配布し再度アトランダム画像について細胞分類を実施(是正後)しました。

それぞれの細胞について正解率を求め細胞毎に正解率の高い順に細胞を並び替えました。
なお、画像下段に記載した%は左から標準化委員の正解率、協力委員(是正前)の正解率、協力委員(是正後)の正解率を示します。

細胞分化画像を利用される方へ

自学自習や教育などにご利用いただくことを想定して、スライドショーの画像は右クリックで保存できるようになっています。
画像の著作権は日本検査血液学会と日本臨床衛生検査技師会に帰属しますので、他のホームページ等への無断転載や無断加工を禁じます。講義等で引用される場合は出典を明記してください。

顆粒球系(全21枚)
GRANULOCYTIC LINEAGE

赤芽球系(全21枚)
ERYTHROID LINEAGE

好中球桿状核球、分葉核球の改訂分類基準および標準画像

Revised criteria and standard images for classifying band- and segmented-nuclear neutrophils

好中球桿状核球と好中球分葉核球の改訂分類基準(2013年11月)に基づく白血球目視分類の共用基準範囲ならびに標準画像はこちらです。(PDFダウンロード)

『A3、印刷の向き横、両面印刷、短辺とじ』で印刷してご活用ください。

なお、好中球桿状核球と好中球分葉核球の改訂分類基準は、以下の論文に英語でも記載されています。
Reference intervals of white blood cell parameters for healthy adults in Japan. Int J Lab Hematol. 2021.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ijlh.13486

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